
脇の黒ずみ治療をしたい時、重曹パックを取り入れることもおすすめです。
ただし、誰でも効果ありではありません。間違った方法だと悪影響がある場合もあり、注意しなくてはいけないのも本当です。
脇の黒ずみに効果的な重曹パックの作り方、やり方、注意点を紹介します。
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脇の黒ずみ治療に重曹パックの効果がある理由
脇の黒ずみ対策をする時、家にあるものでできたらいいように思います。そんな時、脇の黒ずみをとる方法で効果があると言われていておすすめなのが重曹パックです。
なぜ、重曹が脇の黒ずみに効果的かというと、重曹ががんこな油汚れの掃除にも使われるほどだから。つまり、肌の皮脂や汚れと結びつき取り去る効果が期待できるからです。
重曹の成分は「炭酸水素ナトリウム」で、弱アルカリ性。酸性の油分と結びつき、中和させる性質を持っています。古い皮脂を落として、取り去る性質を使って脇の黒ずみ対策ができると考えられていて、毛穴汚れ、老廃物を洗い流すことで、脇の黒ずみ解消の効果が期待できるというわけです。
脇の黒ずみ治療に重曹を使う時の注意点
脇の黒ずみをとる方法として重曹パックは知恵袋の口コミでも評判です。ただ、全ての人に効果があるわけではないので、重曹パックをする時、いくつか注意したい点があります。
まず、重曹は掃除用ではなく食用の重曹にすること。また、重曹によっては界面活性剤や洗浄成分が含まれていて肌へのリスクが高いこともあります。
重曹は、食用・掃除用のほか、薬用、工業用があります。万が一、口に入ってもいいように食用、もしくは薬用を選ぶのがおすすめです。食用が比較的入手しやすいです。また、重曹パックを1度作ったら、作った分はすぐに使い切ることも守ってください。
そして、重曹パックは家にあるもので簡単にできるものの、守りたいルールもあります。
毎日、重曹パックをしてしまうと肌が弱アルカリ性に傾きます。乾燥状態を招くほか、肌荒れ・肌トラブルになってしまう可能性もあるため、週に1〜2回程度の使用が妥当です。
脇の黒ずみに重曹パックが効果的な人
脇の黒ずみ対策に重曹パックが効果的な人がいます。
- 肌タイプはオイリー肌
- 制汗剤をよく利用する
- 黒ずみを隠したくて脇のファンデーションを使っている
- 夏はシャワーで済ませ、あまり脇を洗っていない
重曹で脇の黒ずみケアができる人は、毛穴に汚れがたまっている人、いつも簡単にお風呂を済ませている人です。汚れを丁寧にしっかり落とすことで脇の黒ずみを改善する方法です。
逆に、肌がかさついた乾燥肌の人には重曹パックは不向きです。
脇の黒ずみに効果的な重曹パックの作り方・やり方
脇の黒ずみに効果的な重曹パックの作り方、やり方を紹介します。
重曹パックのやり方は、簡単。材料は2つ、水と重曹を用意するだけです。
- 水と重曹を1:1で混ぜる(ペースト状の重曹パックになる)
- 気になるところにペースト状になった重曹パックを乗せて5分ほど置く
- 残らないようにしっかりと洗い流す
重曹には、掃除用、食用の2つがあります。肌に乗せても安心なのは、食用。使う時は、食用の重曹を使ってください。
5分置いておくと、水分が少なくなっているのを感じられます。洗い流した後は肌がつるつるになります。
脇の汚れが落ちますが、同時に油分も落ちてしまうので気をつけてください。洗った後は、しっかりと保湿するようにします。
重曹パックをより効果的にするために
脇の黒ずみを改善するために重曹パックをする時、より効果的にできるちょっとしたワザがあります。それは、「毛穴をしっかり開いておくこと」と「重曹パックをした後は保湿を忘れないようにしておくこと」の2つ。
まず、毛穴をしっかり開いておくことは、お風呂の中で少し熱めのお湯で半身浴をするなどして、脇の毛穴をしっかり開いておきます。こうすることで、血行が良くなり効果倍増が期待できます。
また、重曹パックでは皮膚の油分や汚れと吸着します。そのため、乾燥を招きやすいです。実はこの乾燥、黒ずみ原因のメラニンを多く増殖させてしまうとわかっています。オイリー肌の人は気にならないかもしれませんが、重曹パックをした後は思った以上に皮脂が落ちてしまっています。
重曹パックを使った後は、クリームを使うなどして保湿しておきましょう。
重曹がない時にできる重曹パック代用品はある?
脇の黒ずみ治療で重曹パックをしたい時、重曹がない時があります。そんな時は代用品として使えるものは何かあるでしょうか。
重曹は料理で代用する時、ベーキングパウダーが使われていたりします。
そして、ベーキングパウダーパックもできます。ベーキングパウダーは重曹(ベーキングソーダ)が主成分。似たような成分だからこそ、代用できます。
このほか、片栗粉をパックに使っている人もいます。片栗粉パックがいい点はビタミンCが豊富なジャガイモのでんぷん質でできているため、ビタミンCがコラーゲン生成を助けてくれます。保湿効果もあるため、重曹パックで乾燥が気になる人は片栗粉パックの方がおすすめです。
ベーキングパウダーパック、片栗粉パックも重曹同様、水を加えてペースト状にして気になる部分に塗り広げ、最後に洗い流すだけです。週1回~2回の丁寧ケアとして取り入れられます。